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| (6/28/11 更新) |
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Vol.002 2011.2.20
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相変わらず政治の低落は続いております。今国会の菅直人総理大臣の所信表明から金看板のスローガンとされた、「最小不幸社会」と言う言葉が消えました。イメージ的に良くないと言う批判を受けてでしょうが、逆に「最大幸福社会」と言う方が新自由的なイメージがあると言われています。
そもそも不幸や幸福の定義はどこにあるのでしょうか。経済的に豊かでさえあれば幸福になれると信じて頑張ってきたにも関わらず、今度は心の豊かさが損なわれたとも言われています。
バブル崩壊後は既に失われた20年とも言われており、その20年の間に世界は大きく変わりました。経済大国第2位のポジションは大国中国に奪われました。今では対貿易国としては無くては成らない存在にまでなっています。
そして、日本は誰しもが経験をした事がない、ハイパー高齢化社会へと突入します。最近2015年問題とされている事案がありますがこれは、2015年には団塊の世代すべての人が年金受給者になると言う事だそうです。
その10年後には団塊世代皆が後期高齢者(75歳以上)となり、その時の社会保障費は、ナント118兆円になるのです。話しは戻りますが菅総理のスローガンから消えた最小不幸社会を目指すのか、それとも、最大幸福社会を目指すのか。それ以前に幸福の定義が何であるかを日本国民として真剣に考える時期が、迫ってきたのかと思います。
『幸福の定義とは』
陽明学者である、安岡正蔦(やすおかまさひろ)さんは、幸福については次のように論じています。「幸」も「福」も、そのどちらの字も「さいわい」を表しているが、「『幸』と言うのは幸いの原因が自分の中にない、偶発的な、他より与えられたに過ぎない」ものを指していると言う。
「たまたまいい家庭に生まれたとか、思いがけなくうまい巡り合わせにぶつかったとかいう、これは幸。これは当てはまらない」と言います。それに対して、「原因を自己の中に有する、即ち自分の苦心、努力によって勝ち得たる幸いを『福』と言う」のだと指摘しています。
福の旁は俵を積み上げた状態を表すわけだから、福と言う字は神の前に蓄積されたものを指しているとのことであり幸福にも二つの道筋があるため、イザと言う時に頼りになるのは、先天的に与えられたものではなく、自分の力によって獲得されたものだけと言うのです。
確かに人は他人を見て、幸せ度を判断したりします。昔で言う玉の輿や最近ではセレブ婚を美貌の眼差しで見たりします。でも、本来は、一緒に努力をしたり、共に苦労を積み重ねて築き上げた事に大きな価値があるのだと思います。
では、現在の日本の幸福度を測るとしたら10点満点では何点になるのでしょうか。それこそ、見方によっては全く違う結果になると思います。先日、大規模デモがあった、エジプト国民から見れば、自由で仕事も選ばなければある環境で治安もそこそこ良く、社会インフラ基盤もしっかりしている…。
多分、民族的な価値観や宗教観を除けば満点かもしれません。地球市民と言う観点に立ったときには、どうでしょうか。これは、地球以外に比較する星が明確にないので幸福度は測れないのかもしれません。あまり、突き詰めすぎると、宗教的になってしまい、神が居るのか居ないのか的になっても仕方ないのですが、現在の日本の幸福度は当たり前と思っている事が多すぎて、幸福度を感じない麻痺した状態なのだと思います。
人類がこの星に誕生した時からの命題と言えば、生命に関する事だと思うのです。その生命を維持するために、自然と戦い寒さ暑さを凌ぐための知恵を駆使してきたのです。不治の病とされる病気でも、今では多くの不治の病が克服されたりもしています。
しかし、人間の欲望は宇宙規模を超えるまでに発展するため、今では地球と言うコップの中での小さな紛争が絶えず起こっているに過ぎません。
話しが脱線するので、戻しますが地球規模になると話しが大きすぎて収拾がつきません。先ずは、自分が居るこの国の未来には関心があります。今日本で起きている事には間違い無く、原因があります。しかし、その原因があり現在の結果を生んでいるのだとすれば、現在の結果から次に好結果を生むべく原因を作るしかありません。
恐らくその原因は従来の延長線上には無いような気がします。それは、100年以上前に遡ると、明治維新により開国がなされてから、西欧社会の近代文明を受け入れる事がよしとされた社会を目指した結果が今日を創っていると思えます。ならば、唯一2000年以上の伝統と歴史を持つ日本国としての、古き良き文化や慣習を再度呼び起こすべく、原因を創るべきではないでしょうか。
政治に期待をしても歴史上どの国も長くは続きませんし、最大幸福社会が未来永劫続いた国も見当たりません。ならば、ひとりひとりが自主自立を目指すべく最小単位での自治化を目指すのが、日本人らしくて言いと思います。私の意見はもしかしたら、ある面では偏っているかもしれません。
ただ、社会を変えるとか、日本や世界を変える事は困難であります。でも、ひとりひとりが目の前にある最小単位(家族など)から変えて行く事は出来ると思います。それには、国や社会に媚びるのではなく、お互い様の精神を持つことから始めるふれあいこそが、真の幸福社会であると信じたいと思います。
そして、最後はbelieve in yourself 〜自分を信じて諦めない〜 |
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